2006年09月15日

――対戦相手がメルヴィン・マヌーフ選手に決定しました。今の心境は?

――対戦相手がメルヴィン・マヌーフ選手に決定しました。今の心境は?

大山

はい、来るんじゃないかな~、と予想はしていました。

――桜庭和志選手と闘いたい、と公言されてきましたが決勝で当たる可能性が出てきました。

そうなったら最高ですよね。でも、まずマヌーフが強敵なんで、そのことに集中します。

――前回のマヌーフ戦ではカットによって中途半端な形で終わってしまいましたよね。今度こそ白黒ハッキリつけたいんじゃないですか?

そうですね。だから僕はあの試合の続きを闘う、という気持ちです。あの時やれなかったことが一杯あるんで、次は全部出し切るつもりで闘います。

――マヌーフ戦で負った痛々しい傷を思い出したりはしない?

傷は気にならないですけど、実力を出し切れなかったことの方が大きいです。今回はリベンジマッチですけど、僕の中では、まだ試合は終わっていないんで。もう一回できるなんて幸せだな~って思います。

――マヌーフ選手は以前に比べてレベルアップした印象を受けますが?

どんどん強くなっているな、と感じます。日本に来た当時のヴァンダレイ・シウバのような印象ですね。

――そのマヌーフ選手への対策は考えていますか。

考えていますよ。

――言える範囲でいいので教えてください!

い、い、言えないですよ~(笑)! こればっかりは。でもいけるんじゃないかな、と思っています。自信はありますよ。

――勝負のポイントは、打撃、それとも寝技ですか?

…どっちがスキを見せるかだと思います。スキを見せた瞬間に一瞬で決まってしまう気がしますね。

――前回のHERO'Sライトヘビー級準々決勝のホドリゴ・グレイシー戦でもスキを見せられない、精神力を消耗する試合だったと言っていましたが、今回も同じ展開になると。

そうですね。居合い切りじゃないですけど、そういった間合いの詰め合いになると思います。どっちが自分の間合いに引き込むか、という感じです。

――では、膠着する可能性も…?

いえ、自分の間合いに来たときに一瞬で決まるような気がするんです。彼と闘って膠着はないと思います。きっと目が離せない試合になりますよ~。

――マヌーフ選手に勝つと、ベルトまで、あと1勝になりますね。

ベルトは昔からの夢ですからね。夢が形になる一歩手前まで来ているので、何が何でも獲ってやろう、という気持ちです。

――逆ブロックからはやはり、桜庭選手に上がってきてもらいたい?

そうですね。その気持ちは大きいですね。

――大山選手にとって、ベルトと桜庭選手に勝利する、どちらが価値のあることなのでしょう?

僕はもう桜庭VSホイス戦を見て感動してこの世界に入ったので、桜庭さんと試合をする、そして勝つというのは大きな意義がありますね。桜庭さんに勝ったその先に結果としてベルトが付いてきたら最高です!

――決勝で桜庭選手と対戦することになったら、どんな試合をファンに見せたいですか。

勝ち負けを越えたような、本当にいい試合を見せたいですね。僕が今まで感動とか勇気とかもらっていたものを、今度は僕がみんなに与えていけるような試合がしたいです。ファンに気持ちが伝わるような熱い試合を、と思っています!

――ズバリ、優勝する自信は!?

今回は自信あるんですよね、ハイ。みんなの注目は逆ブロックだと思うんですけど、サプライズを起せるんじゃないかな、と。直感的に、自分の背中に風を感じるんで。

――前回、念願のグレイシー越えを果たしたことも追い風になってます?

そう、そうですね! グレイシーに対するトラウマみたいなものが心にずっと残っていたんですけど、やっとそれから開放されたのは大きいです。

――では、優勝に向けてはどんな練習を?

今までより色んな意味で、全体的にパワーアップしていかなければいけないんで。それを考えながらやっています。

――何か特別な練習は。

それはちょっとナイショです(笑)。また今回も沖縄の平仲ジムできっちり練習してこようと思ってます。

――沖縄合宿は何年目ですか?

もう5~6年になりますね。

――今年は平仲会長からどんなことを教わりたいですか。

期間が短いので精神面ですね。勝つために必要な気持ちの持ち方とかを教えてもらいたいな、と思っています。

――沖縄という環境は、大山選手に合ってますか?

凄く合っていますね。それにジムに泊り込んで練習することで、初心に帰れるんですよね。10代の練習生たちと一緒に寝泊りすることが、ハングリーな気持ちを思い出させてくれるんですよ。それが新たなモチベーションになるし、良い刺激になります。それに、あそこにはまだ、アンディ・フグの魂が残っているような気がするんです。行くたびにパワーをもらえるんですよね。精神的な強さが手に入るんです。

――ケガを乗り越えて頑張る大山選手の格闘技人生は、多くの共感を得ていますよね。

はい、ありがたいです! 今までケガをしたり、負けたりいろんなことがあったんですけど、今度の大会が大きな集大成になりそうな気がしているんですよね。大きな華を咲かせることが出来るんじゃないかな、と思っているんです。最高の舞台にしたいですね。

――桜庭選手に勝って、ベルトを獲ることが出来れば最高の1年になりますね。

そうしたら……、もう……、最高ですね~!!

――10・9HERO'Sライトヘビー級決勝では、さらに成長した大山選手を期待しています!

はい! 過去、最高の自分を作ってリングに立ちたいと思っています。

――最後に改めて優勝への意気込みを!

思いっきり試合をして、応援してくれるみんなに恩返ししたいです! また応援お願いします!■

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