2007年10月12日
「やっと来たな!」という感じです




「やっと来たな!」という感じです
──昨年10月の『HERO'S 2006 〜ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント決勝戦〜』でのメルヴィン・マヌーフ戦以来、ちょうど一年ぶりの試合が決定しました。今の心境を教えてください。
大山
怪我以外で一年間、試合をしなかったのは初めてなので、「やっと来たな!」という感じですね。試合が楽しみです、はい。
──以前にも網膜剥離で長期欠場を余儀なくされていますけど、その時はどのくらい試合からは遠ざかっていたんですか?
その時も10カ月なので、約一年近くあいています。
──一年も試合をしないと試合勘の部分で不安はないですか?
こればっかりはやってみないと分からないですけど、確かに不安はありますね。
──昨年、自信を持って臨まれたマヌーフ戦でしたが、敗北した時はどういう心境でしたか?
実は、あの試合の10日前に体調を崩してベストコンディションでリングに上がれなかったんですよね。今までで一番大事な試合で、しっかりコンディションを作れなかった……。そのことがすごく悔しかったです。「もう同じミスはしたくないな」と思いますね。
やっぱり、ボクは格闘家なんだな……
──今年3月から舞台『双頭の鷲』にご出演されましたが、その経験でプラスになったことはありますか?
プラスになったことはたくさんありますね。稽古を含めて3カ月の間、美輪(明宏)さんの舞台に懸けるプロフェッショナルとしての凄みを、半端じゃない緊張感の中で見てきました。精神面が相当鍛えられたんじゃないかと思っています。美輪さんだけじゃなく、本当に一流の方々の凄さを身近で見られたので勉強になりました。あと、格闘技は個人競技ですけど、舞台はチームプレーですよね。ボクは今まで個人競技しかやってこなかったので、チームプレーを経験したことも大きかったですね。
──舞台を経験したことで、何か心境の変化はありましたか?
格闘家であることを実感しました。
──ほう! それはどういったところから?
ファンから認知されている三輪さんの舞台なので、たくさんの大きな声援、拍手を受けるんですね。でも、格闘技で得られる達成感とは全然違うんですよ。ボクの中では正直……、ちょっと物足りないなと。
──格闘技で良い試合を見せて、勝って声援を受けたときのほうが満足すると。
ボクの中では、そっちのほうが充実感は大きいですね。「やっぱり、ボクは格闘家なんだなぁ……」と実感しました。まぁ、当たり前なんですけどね(笑)。
──公演中も格闘技のトレーニングは欠かさずに?
そうですね。トレーニングの時間もしっかり設けてやりました。
まずはライトヘビー級T優勝。そして……
──5日に行われた会見でもおっしゃっていましたが、突然の永眠につかれた小斎武志さんについての想いを、改めて聞かせてください。
去年の11月に突然亡くなってしまって……。大切な試合には必ずアイツがセコンドとして側にいてくれたので……、もう本当に頑張んなきゃなって思います。ボクの今後についてもアイツが一番心配してくれていましたし、これからいい試合をしていって、もう心配させたくないですね。今回は彼の思いも背負って頑張りたいと思います。
──1年ぶりの復帰戦は韓国で行うことになりました。
確かに海外での試合は厳しいですが、それは覚悟しています。それに、今まで日本で闘ってきた外国人選手は全員同じ経験をしてきているので、これはボクも経験しておくべきだと思っています。
──対戦相手がまだ決まっていませんが?
相手は誰でも構いません。
──どんな試合を見せたいですか?
韓国大会では圧倒的な力を見せつけたいです。この一年間、頑張って練習してきて、新しいトレーニングもいっぱい試しました。今までとは違った自分を見せられると思います。
──求めるのは結果と内容、どちらですか?
今のボクには両方問われると思います。どんどん新しい選手も出てきていますし、フリーということもあって一戦一戦、力を見せていかないといけないと思っています。
──この1年の間にHERO'Sライトヘビー級戦線はとても充実してきました。
緊張感がとても高まったと感じています。その緊張感を全部、力に変えるつもりでいるので、かなりモチベーションが上がっています。ファンや関係者の注目も高まっているので、いい試合を見せたいですね。
──今後の目標を教えてもらえますか。
まずはライトヘビー級トーナメントの優勝ですね。
──「まずは」? ライトヘビー級トーナメントの優勝以外に何かあるんですか?
それはもうずっとボクの目標である、桜庭さんですね。ボクの中のでっかい目標です。そのためにしっかり実績作って認めてもらわないといけないと考えています。
──では最後に、HERO'Sファンへメッセージをお願いします。
一年ぶりの試合なんですが、最高の試合をしますので応援してください! ■
『OLYMPIA HERO'S KOREA 2007』韓国大会概要
大会観戦チケット絶賛発売中!<日本語OK>
昨年10月のメルヴィン・マヌーフ戦以来、1年ぶりのHERO'S参戦となる大山峻護
今年3月には舞台『双頭の鷲』で俳優デビューを果たした大山。表情も豊かだ!
対戦相手は未定。果たして相手は誰になるのか……?
「韓国大会では圧倒的な力を見せつけたい」と力強くコメント。活躍が楽しみだ!