2007年10月19日

慧舟會のプロ選手を相手にスパーリング

慧舟會のプロ選手を相手にスパーリング

10月某日、HERO'Sはもちろん、UFCやパンクラス、プロ修斗などで活躍するプロ総合格闘家を多く輩出する和術慧舟會で、秋山成勲が直前練習を行った。まずはシャドーで体を温めた秋山は、ボクシンググローブを装着すると、慧舟會のプロ選手を相手に打撃スパーリングを敢行。相手の攻撃に合わせ見事なカウンターを決めれば、意表を突くロングフック。攻撃だけでなく、軽快なステップでパンチをかわすなど、巧みなディフェンス技術も見せた。また、ハードな打撃スパーにも関わらず、動きに一切変化なし。スタミナ面も問題はなさそうで、11ヵ月ぶりの試合に向け、順調な仕上がりであることを窺わせた。

練習終了後の秋山に、現在の練習状況についてミニインタビューした。

「慧舟會さんは強い選手ばかりなので、すごくいい練習になります」

──現在、練習は和術慧舟會がメインですか?

秋山

そうですね。週に4回くらい練習させてもらっています。慧舟會さんは強い選手ばかりなので、すごくいい練習になりますし、タメになるアドバイスもいただいています。特に打撃に関しては、自分を上回る選手が多いので、いろいろ聞いたりしています。

──練習を拝見させていただきましたが、グッドコンディションに見えました。

そんなによくもなく、悪くもなくって感じですね。これから1週間ちょい、最終的にいい感じに仕上げたいと思います。

──キレのある動きを披露されていました。

常に「向上しないと!」と思いながら練習はしているつもりですが、こればっかりは試合をしてみないと分かりませんね。練習でキレのある動きを出せるからといって、試合でも出せるかどうかは分からないです。そこが試合勘という部分に響いてくると思います。

──試合勘に不安ありですか?

それは否めないですね。あと、「自分の一発の攻撃が、相手に対してどれだけの効果があるのか?」というのにも不安ですね。そこが、試合をずっとしている人としていない人で変わってくる部分ではないかと思います。

──スタミナ面も問題なさそうに見受けられましたが、これも……?

ええ。練習と試合では違いますからね。

──デニス・カーン選手をイメージしながら練習しているんですか?

そうですね。でも、実際に闘っている姿は一度しか拝見したことないのですが、ある程度の残像は頭の中に残っているんで、リアルなイメージではなくて、シルエットくらいのイメージで練習しています。

──PRIDEウェルター級グランプリ2006準優勝のデニス・カーン選手と対戦するにあたり、“PRIDEvsHERO'S”という見方もできると思うのですが、いかがでしょう?

う〜ん、あまり周りのことは考えていないというのが、正直なところですね。HERO'Sを代表してという気持ちではなく、秋山成勲という一ファイターが強い選手にぶつかっていくという気持ちで見てもらえばなと思います。

──勝利に対するプレッシャーはありますか?

今は、勝ちにこだわる必要はないと考えています。もちろん、負けるつもりでは絶対に行かないですよ。それが針の穴ほど小さくても、どこかに突破口は出てくると思いますから。そこに糸を通せるか通せないかで、勝負は決まるでしょう。

──その針の穴に糸を通すには、何がポイントとして挙げられるでしょうか?

試合の雰囲気、タイミング、運だと思います。

──なるほど。それでは最後の質問です。試合当日はどんな気持ちでリングに上がるでしょう?

「自分一人だけの力でリングに上がっているのではない」という気持ちを常に持って、リングに上がらないといけないなと感じています。ファンの皆様、自分の家族、仲間、全員の後押しがあっての復帰。ただ、そこで満足してしまうといい試合はできないと思うので、ふんどしを締め直して、試合当日はリングに上がりたいと思います。■

『OLYMPIA HERO'S KOREA 2007』韓国大会概要

デニス・カーン戦に向け秋山成勲が和術慧舟會でトレーニング

「週に4回くらい」慧舟會で練習しているという秋山

打撃スパーでキレのある動きを披露

距離を詰めると一気に連打!

「ふんどしを締め直して、試合当日はリングに上がりたいと思います」

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