2007年10月21日

柴田戦? ああ……悪夢ですね

柴田戦? ああ……悪夢ですね

──前回の柴田勝頼戦の敗戦を振り返ってみていかがですか?

山本

ああ……悪夢ですね(苦笑)。

──悪夢!

「まずないだろう」ってことが起こって、それをなかなか自分の中で消化できない部分もあったんですけど、それが格闘技の怖さであって真剣勝負の怖さですからね。蓋を開けてみないと分からないという。まあ、あれはあれで、自分の中で結果として受け入れて消化しましたけど。

──前向きに消化したと?

そうですね。ボクら格闘家が一回や二回つまづいて、そこでもう心が折れるようだったらおしまいですよ。

──なるほど。現在のコンディションはいかがですか?

いいですよ。時間はたっぷりあったので、やるべきことはやってきましたし。結構いい練習ができました。あとはリングに上がるだけですね。

──今日は、桜庭和志選手、ユン・ドンシク選手、「チーム桜畑」の佐藤豪則選手、高橋渉選手とともに練習されていましたけど、いつもこのメンバーで練習をされているんですか?

そうですね。大体このメンバーと一緒にやらせてもらっています。

──最近、強化した練習はありますか?

連携、繋ぎとかですね。実戦の中でどう打撃からタックル、グラウンドに持っていくかというような部分を強化しました。今までやってきたことを思い出して、体が反応できるように繰り返し繰り返し練習しています。

今回は内容よりも結果がほしいです

──10・28韓国大会への出場が決定しました。対戦相手のイ・テヒョン選手の印象を教えてください。

まだ試合映像を見ていないんで分からないんですけど、シルムで横綱になったっていう実績は素晴らしい。横綱に行くくらいですから、特殊なものを持っているんだろうなという印象がありますね。あと、体重があって大きい。相撲とか、倒す競技というのはケンカですから、足腰が強いだろうというイメージもあります。

──パワーはすごそうですよね。

韓国人ファイターって粘り強いというか、かいな力がすごいイメージがありますね。

──今度の相手が韓国人ファイターということで、ユン・ドンシク選手からアドバイスをもらったりしましたか?

アドバイスというのは特にないんですけど、テクニックの情報交換はしています。ユンにしてもサクにしても、自分にないグラウンドのテクニックを持っていますからね。そういうのは教えてもらったりしています。

──相手は198センチの115キロの選手です。どのように対処されますか?

いなしていくしかないでしょうね。体重がある分、スピードは自分のほうがあると思います。ネチネチいくしかないかなと。あとはスタミナですね。スタミナを強化してきました。

──練習を拝見していて、たしかに息が上がることはありませんでした。勝利へのイメージは?

寝かせてしまえば、極めの部分では自分のほうが優れていると思います。相撲には寝かした後がないじゃないですか。とにかく今回は勝ちたいですね。最近結果出せていないんで、絶対に勝ちたいです。

──内容よりも?

今回は内容よりも結果ですね。結果がほしいです、はい。

──相手は韓国のファイターということで、試合は完全アウェイな状況になると思われます。

そこはあまり気にならないですね。アメリカでも試合したんですけど、そういうアウェイな状況には慣れています。でも、オランダとかでもそうだったんですけど、異国の地でも、いい勝ち方をすればスタンディングオベーションに繋がりますからね。

──韓国のファンの前でどんな試合を見せたいですか?

どんなふうに自分が闘いたいかというより、内容より、とにかく勝つ! 絶対勝つ!! 負けてたまるか!! そういう気持ちでね、今は。やりますよ、はい。

──HERO'Sファンへメッセージをお願いします。

激しくエキサイティングな試合をしますので、楽しみにしていてください!■

『OLYMPIA HERO'S KOREA 2007』韓国大会概要

■取材協力/

ゴールドジムサウス東京

http://www.goldsgym.jp/golds/ggst/south.html

「絶対勝つ!! 負けてたまるか!!」。10・28韓国大会でのイ・テヒョン戦に向け必勝を誓った山本宜久

桜庭和志、ユン・ドンシク、佐藤豪則、高橋渉と合同練習

ユン・ドンシクとスパーリング。ユンからは「自分にないグラウンドのテクニック」を教えてもらっているという

桜庭和志とも白熱したスパーリングを繰り広げた

充実した練習に思わず笑みがこぼれる

「内容よりも結果ですね」。イ・テヒョンから勝利を収めることはできるか!?

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