2007年10月24日

外国人選手とやっても力負けしない自信ある

外国人選手とやっても力負けしない自信ある

──コンディションはいかがですか?

大山

いい感じに仕上がりました。

──一年ぶりの試合。早く試合がしたくてウズウズしているのではないですか?

ええ、「やっと来たな」って感じで漲ってくるものがありますね。この1年、やっぱりいろんな選手がドンドン出てきているんで、早くあの場所に戻りたいなと思っていましたから。

──今回が2007年の初戦となりますが、昨年一年は大山選手にとってどんな一年でしたか?

ホドリゴ・グレイシーに勝てたことは、ボクの中で大きな自信になったんです。だけど、その自信を思いっきりメルヴィン(・マヌーフ)に叩きのめされてしまった。「まだまだだなぁ……」と思った一年でしたね。

──現在はどこでどんな練習をされているんですか?

いろんなところに出稽古に行かせてもらっています。スピードもスタミナも技術も全体的に上がるような練習をしています。

──この一年間で特に強化させたトレーニングはありますか?

昨年のトーナメントでメルヴィンにパワー負けしてしまったというのがすごく悔しくて、もう一回トレーニング方法を見直して、体をしっかり作り直して圧力に負けない肉体を作りました。

──ウェイトトレーニングを入念に行ったと?

そうです。今までもウェイトは好きでやっていたんですけど、漠然とだったんですよ。でも、もっと本格的にメニューを組んで、しっかり肉体を進化させてみようと思って取り組みました。

──手応えは?

十分にありますね。練習をしていてもそれは感じます。外国人選手とやっても力負けしない自信はあります。

互いの技術を出し合って、最後にスコーンと一本

──対戦相手のカーロス・ニュートン選手の印象を教えてください。

立ち技でも寝技でもアグレッシブに攻めてくる印象ですね。あと、カウンターを取るのがうまい。相手の動きを見るのがすごく優れていると思いますね。ニュートンとは前から闘いたかったんですよ。

──それはなぜでしょうか?

ボクのファイトスタイルと噛み合うと思うんですよ。ニュートンとは技術と技術がぶつかり合うような試合ができると思うんです。試合をするイメージをしただけでワクワクしますからね。こんなにワクワクさせてくれる選手は久しぶりなので、すごく楽しみです。

──試合のビデオを見て研究はされましたか?

数試合見ました。

──どの試合が一番参考になりましたか?

やっぱり桜庭さんとの試合です。すごくテクニカルで素晴らしい試合でしたよね。グラウンドで目まぐるしく攻守が入れ替わって。あのような素晴らしい試合を韓国のファンにお見せしたいと思いますね。

──ニュートン選手のグラウンドテクニックをどう評価されていますか?

世界トップレベルだと思います。その技術を思いっきり味わってみたいなと思いますね。思いっきり勝負してみたいです。ボクにも柔道とサンボで培ってきた技術があるんで、どこまでニュートンに通用するのか試してみたいですね。

──どういった形で勝つのがベストでしょうか?

理想は、互いの技術を出し合って、最後にスコーンと一本取れればいいなと思います。

──練習では足関節を反復されていましたけど、足関節を狙おうと?

う〜ん、あまりこだわっちゃうとニュートンには技術がありますからね。一つの技にこだわらずに、「次の展開、次の展開」って考えていかないといけないなと思っています。

──どんな形でも一本取れればいいと。

そうですね。

──今月5日に行われた記者会見では、昨年11月に亡くなられたご友人の小斉武志さんの分まで頑張るというコメントもありました。

そうですね。彼の思いも背負ってリングに上がれたらなと思っています。悔いの残らない試合をしたいなと思います。試合前の準備から試合の内容まですべて、悔いのないよう全力で行きたいと思います。

──熱い韓国のファンの前でどんな試合を見せたいですか?

韓国は凄い総合が盛り上がっているって聞いているんで、総合格闘技の素晴らしさを伝えることができたらなと思いますね。

──最後にHERO'Sファンにメッセージをお願いします。

ニュートンと最高の試合をしたいと思っていますので、楽しみにしていてください。頑張ります!■

『OLYMPIA HERO'S KOREA 2007』実施概要

■取材協力/ゴールドジムサウス東京アネックス

http://www.goldsgym.jp/

念願のニュートン戦を前に気合い十分の大山峻護

この日の練習はまず、寝技のスパーリングからスタート

電光石火の動きで得意のヒールホールドに移行

打撃のスパーでは、以前とは格段に違うパワーを見せた。重たいミドルがズドンッ!

ミット打ちでは見事なコンビネーションを披露

「ボクのファイトスタイルと噛み合うと思う」。白熱した攻防に注目だ!

← ニュース一覧へ