2007年10月25日

カーン「私の目的は、勝つことだ」

カーン「私の目的は、勝つことだ」

【デニス・カーン】

──コンディションはいかがですか?

カーン

とてもいいコンディションだね。

──初めてのHERO'S参戦となります。

今まで闘ってきたPRIDEとはルールが違う。しかし、私は経験豊富だ。ルールに関しては、特に難しいとか辛いとは感じていない。私にとってファイトは全部同じだ。私の目的は、勝つことだけだから。

──対戦相手の秋山成勲選手の印象を教えてください。

秋山はとてもレベルの高い柔道出身のファイターだ。しかし、総合格闘技の経験では私のほうが上だ。しっかり準備をして試合に臨みたいね。

──2人とも同じ韓国人の血が流れています。

試合は一ファイター同士が闘うものだ。国や文化は、そんなに重要なものではないよ。

──勝算は何%ですか?

分からない。特に気にしていないね。ただ勝ちたいだけだ。

──普段も弟さんと一緒に練習するんですか?

カナダでも韓国でも、弟といつも一緒に練習するんだ。弟とのスパーリングは最高だよ。

ユン「前を向いて闘うだけだよ」

【ユン・ドンシク】

──今日は何%の練習ですか?

ユン

全力の80〜90%ぐらいの力で練習したよ。重要な技術は見せなかった。

──今回の一戦に向け、どんな技術を集中的に練習しましたか?

すべての技をバランスよく練習したよ。特に変わった練習はしなかったね。

──打撃はうまくなりましたか?

打撃はもっとやらなければとは思うが、思うようにはいかないね。でも、打撃に関しては、段々うまくなっていると感じているよ。

──今回はどんな作戦で試合に臨みますか?

特に作戦はない。後ろを向かないで、前を向いて闘うだけだよ。その意志が、自分の技術につながると思う。

──対戦相手のファビオ・シウバ選手の印象を教えてください。

特に意識はしていない。試合映像も見ていない。だって、すごい勢いのある試合を見ると、怖いじゃないか(笑)。相手の勝った試合は見ないんだよ。(クイントン・"ランペイジ"・)ジャクソン戦の時も彼が負けた試合映像だけ見たし、メルヴィン(・マヌーフ)の時もそうだった。

──今日一緒に練習されていたイ・テヒョン選手に何かアドバイスはありますか?

打撃の練習をたくさんしたほうがいいね。打撃への恐怖心をなくすんだ。それは短期間に成し遂げられるものではない。たくさんの練習が必要だね。

──ユン選手は打撃に恐れはないですか?

今は怖くない。殴ってきたら殴り返せばいい。殴られてもまた立ち直ればいいんだ。

──母国・韓国での試合ということでプレッシャーはないですか?

もちろんプレッシャーは感じている。しかし、たくさんの応援をいただいているので力にもなっている。

──HERO'Sに進出して成長しているように感じますが?

経験が一番重要だ。練習と実戦は違う。スパーリングの時には思いっきり闘えない。思いっきり闘うことができるのはリングの上だけだ。だから、実戦経験が増えれば増えるほど成長していくと思う。

「吉田さんにはとても助けてもらった」

【イ・テヒョン選手】

──試合から遠ざかっていたこの一年間は何を補強してきましたか?

体力と打撃だね。ロシアから帰ってきて体力が付いたのを感じた。帰ってきてからは、技術的な部分に力を入れて練習したよ。

──打撃を主な武器として使うんですか?

すべての技が必要になると思うが、主に打撃中心でやっていきたい。

──ちょっと痩せたましたね。

やはり他国での生活は苦労の日々だったのかな?(笑)。体重もだいぶ減ったし、今回の出場が決まってからは、意思を固める意味で、ヒゲも剃っていない。

──今回の一戦には自信ある?

格闘技を始めた頃は、世間知らずの自信だった。だが、今はそれとは違う自信がある。

──ロシアでエメリヤーエンコ・ヒョードル選手と一緒に練習したそうですね。

彼に「打撃はバランスが大事だ」ということを学んだ。「試合というのは、最初から最後までバランスとの闘いだ」と言っていたんだ。シルムとは違うバランス力を補うのが大事だと言ってくれた。

──シルムの仲間、チェ・ホンマン選手とは連絡を取り合っているんですか?

メッセンジャーとかで連絡したりしたが、最近はあまりしてないね。

──必殺技は身に付けましたか?

特に必殺技はないが、打撃に対しての恐れはほとんどない。殴られてみたら分かってきた。練習中にもたくさん殴られたからね。

──日本では吉田秀彦選手と練習したそうですね。

吉田さんにはとても助けてもらった。私の弱いところをたくさん教えてくれたよ。

──今回の試合の意味というのは?

最初の試合の時は、注目されていたのにもかかわらず、結果を出せなかった自分にがっかりだった。今回は自分との闘いだと思う。1年以上一所懸命に練習してきたんだ。最善を尽くして闘いたいね。■

『OLYMPIA HERO'S KOREA 2007』実施概要

まずは3分1Rの打撃スパーリングを行ったデニス・カーン。切れ味鋭い打撃を繰り出していた

続いては3分1Rの寝技スパー。下からの三角絞めをグサリ!

左がスパーリングパートナーを務めたデニス・カーンの実弟

ユン・ドンシクは2分2Rのスパーリングを披露。相手が前に出るタイミングでカウンターのローキックをズバリ!

やはり韓国大会に出場するキム・デウォン(右)とスパーリングを行った

シャドー、パウンド、ミット打ち、グラップリングのスパーリングをそれぞれ3分間ずつ行ったイ・テヒョン

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